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幼児視野体験 スタッフ研修

スタッフ研修で、京都校では子どもたちの安全や健康を守るための研修の一環として、幼児視野体験を行いました。


スタッフ研修‥幼児視野体験

皆さんは、自分の見えている範囲、いわゆる視野がどれぐらいかご存知ですか?一説には、大人の平均的な視野は、左右(水平)で150度程度、上下(垂直)で120度程度と言われています。では、子どもの場合はどうでしょう?

スウェーデンのステイナ・サンデルス氏の実験結果によると、6歳くらいの幼児の平均的な視野は、左右(水平)で90度程度、上下(垂直)で70度程度とされています。子どもの視野は、大人に比べて随分と狭いことがわかります。

さらに、子どもは当然のことながら、大人よりも身長が低く、自ずと見ている範囲も大人よりも低くなります。そういった幼児の視野を体験し、園内に潜む危険を未然に防ぐための研修を、8月、京都校では実施しました。まずは幼児視野体験メガネを作成しますが、この時にもひと工夫。軍手を2枚重ねて装着し、子どもの手先の感覚を模擬体験しながら、ハサミを使います。

出来上がったメガネをつけ、子どもの身長に近づけるよう腰をかがめ、早速園内を探索しました。スタッフは皆、普段自分が体感している視野との違いに驚きながら、子どもたちの園生活を想定し、園内を動きまわりました。普段なら意識せずとも下りられる階段でも、一歩一歩注意深く進まなければいけなかったり、手洗い場では隣にいる人に気づけなかったり、大人の世界とは全く違う環境がそこにはありました。

こうした経験を通し、階段を移動する際の声のかけ方、先生の立ち位置、掲示物の場所など改めて振り返り、子どもたちがより安全に園生活を送れるための方法を話し合いました。
 

 

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