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初等部について

 

英語50% 日本語50%の完全バイリンガルスクールです。

「バイリンガル」を謳っている学校や英会話学校はたくさん存在しますが、結局第二言語を習得するのみに終始することも多いです。

しかし、当学園で行われるバイリンガル教育では、日本語で話す内容と同じレベルで英語を話せるようになる環境が整っています。同じ科目を両言語で扱うことで、英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学びます。

英語力をつけるためには一人ひとりの子どもたちには異なったニーズがあります。そのニーズに対応して、関西国際学園ではEnglish Language Arts (ELA:英語言語学習)とEnglish as a Second Language (ESL:英語を第二言語として習得)を融合した英語カリキュラムを構築しています。

初等部では、学園全体の英語のカリキュラムの向上と、子どもたち一人ひとりの英語力のアセスメント材料として「MAP Growth」を採用しています。全児童に必須として実施される、「MAP Growth」の他、任意で「TOEFL Junior」と「TOEFL Primary Step2」を学内受験できるシステムをご用意しています。

関西国際学園(KIA)と、さくらインターナショナルスクール(SIS)は、同じ関西国際学園グループの小学校です。

神戸にある関西国際学園(Kansai International Academy)は、国際バカロレア日英バイリンガルPYP(初等教育プログラム/3歳〜12歳)、DP(ディプロマプログラム/16~18歳)認定校です。さくらインターナショナルスクールも関西国際学園と同様に、カリキュラムの枠組みに国際バカロレアの初等教育プログラムを取り入れています。 カリキュラム以外にも、Well-beingチーム、研修などさまざまな面で連携しています。

国際バカロレアとは?

国際バカロレア(IB)は国や地域を超えて統一された質の高い教育カリキュラムを提供するために、スイスで設立された国際教育機関で、現在は世界中で4,100以上の学校が認定を受けています。

国際バカロレア(IB)は、教育を通して、より良い平和な世界を築くことを使命に掲げています。
IB教育では、子どもたちが、身の回りから国際規模の世界:自然界の法則、人と人との関わり合い、言語、自分自身や人の成長やアイデンティティや表現の様々などについて、予測不可能な未来にも役に立つスキルをが身につけ、広い視野と深い理解を獲得してきます。また、PYPの枠組みにもとづく学びの体験を通して、10の学習者像(リンク)の特性を育みます。

IB教育について詳しくは、IB機構のウェブサイト(https://www.ibo.org/)をご覧ください。

探究学習は、「探」りながら追「究」するという言葉の通り、身の回りのものや新しい事象、興味のあることについての疑問と、知りたいと思う気持ちや、理解して行動することが大事と思う気持ちを動力源として学びを進めます。子どもたちの興味や疑問をもとに進めますが、カリキュラムとしての学習目標やめあてが設定されています。

毎年2月に初等部5年生の子どもがニュージーランドに3週間留学体験に行きます。
ホームステイをしながら学校に通い、3週間生きた英語の環境に浸り、自然と触れ合い、異文化を体験します。精神的にも大きく成長し、自立した表情で帰ってきます。

子どもたちを中心とした学習環境づくりを全面サポート

当学園では、学校と保護者が連携して、子どもたちと共に学び、育ち合う環境づくりのために、保護者とのコミュニケーションを大切にしています。

子どもたちが心身ともに健康で、安心して学校生活を過ごすせるよう、Well-beingコーディネーターを中心に、カウンセラー、養護教員、公認心理師や専門知識のあるスタッフで構成されるサポートチームが存在します。学習や情緒面などで困り感のある子どもたちがいれば、担任の先生と相談をし、チームでサポートをする方法を話し合います。

また、子育てや最新の教育事情をお伝えするオンラインセミナーや、子どもの教育に対して不安をお持ちの保護者へのカウンセリングも充実しています。

一人ひとりの子どもたちの個性を伸ばす少人数制

子どもたちにはクラス担任が2人とESL専任講師1人が常時関わります。外国人担任と日本人担任がいることで、より一人ひとりの子どもたちの個性を伸ばすことができるのはもちろん、クラスとしての個性もより豊かになります。1クラスは最大20名となり、ESLの時間には教師:児童の比率が1:4になります。授業は担任の指導のもと進みますが、専門科目は音楽専任講師、ドラマ専任講師が担当することとなります。
 

保護者へのサポート

さまざまな機会を通して、保護者の方とのコミュニケーションを大切にしています。年に3回の保護者参観では子どもたちの様子をご覧いただき、年に2回の保護者懇談では子どもたちの作品集、成績表を見ながら成長の段階や学習の成果をお伝えします。

年に2回のカリキュラム説明会やユニットごとのクラスニュースレターを通して、学習内容や課外活動についてのお知らせをし、ご家庭で子どもたちの経験について対話していただいたり、宿題のサポートをしていただくことで子どもたちの学びがより深いものになります。また、保護者の方々と最先端の教育事情や子育てについて話し合う、定期勉強会を開催しております。その他にも脳科学者・茂木健一郎氏、演出家・宮本亜門氏、実業家・堀江貴文氏、建築家・安藤忠雄氏などの講演会を実施しました。

放課後は18時まで学校内で学童保育を実施

さくらインターナショナルスクールでは、15時30分からさまざまなアフタースクールを開講しています。学校内で、ピアノやヴァイオリン、語学やダンスなどの習い事を受講できます。また長い夏休みを利用して3週間のサマースクールも開催されます。

校内の習い事
ピアノ、ヴァイオリン、語学やキッズヨガ(マインドフルネス)、ダンス、体操、プログラミング、囲碁などさまざまな放課後プログラムが、学内で開催されいます。
(キャンパスにより開講プロらグラムが異なります。)

 

 

関西国際学園 顧問 茂木 健一郎

グローバル化する世界で、活躍する子どもたちに必要なことは、いくつかあります。
まずは、英語力。科学や技術はもちろん、人類や地球の「明日」を考えるための最新の情報は、英語でしか手にはいりません。
そして、「批判的思考」(クリティカル・シンキング)の力。知識を丸暗記するのではなく、自ら調べ、考え、判断する能力を身につけること。
さらには、コミュニケーションの能力。異なる言葉、文化の背景を持つ人たちと、心を開いて、語り合うことができること。
これらの課題に挑戦することこそが学びの喜びです。

日本国内外の精鋭の教育スタッフが、カリキュラムを進化させるべく、研究を続け、子どもの脳の無限の可能性を引き出すカリキュラムを提供しています。
これからの子どもたちにとって、もっとも良い学びの場はどのようなものか。
関西国際学園が運営する学校は、一つの有力な選択肢だと言えるでしょう。

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