冬季休暇のため12月20日〜1月5日の期間、休園いたします。
資料請求やお問い合わせなどのお返事は1月6日以降となりますことをご了承ください。

「バイリンガル」を謳っている学校や英会話学校はたくさん存在しますが、結局第二言語を習得するのみに終始することも多いです。しかし、当学園で行われるバイリンガル教育では、日本語で話す内容と同じレベルで英語を話せるようになる環境が整っています。同じ科目を両言語で扱うことで、英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学びます。

日本語は話せるけど、ニュアンスがよく分からない、
日本語補習はある?

日本語を母語とし、日本で生活する子どもたちが、日常生活で一番触れる機会のある日本語力を伸ばすことが、言語の基礎を育み、第二言語である英語の習得にもつながります。母語の発達が進むことで、文化的アイデンティティーを育み、言語力や思考力を深め、自己肯定感も高まります。自己肯定感が高くなると、自信を持って外国語習得にも取り組むことができます。

将来日本人とし国際社会で活躍するためには英語力はもちろん、日本語力と文化的アイデンティティーは最大の強みとなっていきます。

初等部の時間割

初等部の時間割は、カリキュラムの要件を満たすよう設定された範囲の学習時間数に基づき、各学年・クラスの担任が組み立てています。

日本語で行う授業は日本人教員、英語で行う授業はインターナショナル教員が担当します。それぞれの言語力をしっかり身につけると共に、同じ授業の中で日本語から英語、英語から日本語に移り変わる環境を与えることで、真のバイリンガル性を発揮することができます。

関西国際学園は、国際バカロレアPYP・MYP・DPの認定校です。内部進学制度も整っており、IB教育一貫校として連続性のあるカリキュラムを継続して学ぶことで、高校卒業まで深い学びが実現しています。 また国際的な教育認定機関CISの認定校となっているため、海外の大学だけでなく、国内の大学への進学の選択肢が広がります。

国際バカロレアとは?

国際バカロレア(IB)は国や地域を超えて統一された質の高い教育カリキュラムを提供するために、スイスで設立された国際教育機関で、現在は世界中で4,100以上の学校が認定を受けています。

国際バカロレア(IB)は、教育を通して、より良い平和な世界を築くことを使命に掲げています。
IB教育では、子どもたちが、身の回りから国際規模の世界:自然界の法則、人と人との関わり合い、言語、自分自身や人の成長やアイデンティティや表現の様々などについて、予測不可能な未来にも役に立つスキルをが身につけ、広い視野と深い理解を獲得してきます。また、PYPの枠組みにもとづく学びの体験を通して、10の学習者像(リンク)の特性を育みます。
IB教育について詳しくは、IB機構のウェブサイトをご覧ください。

探究学習は、「探」りながら追「究」するという言葉の通り、身の回りのものや新しい事象、興味のあることについての疑問と、知りたいと思う気持ちや、理解して行動することが大事と思う気持ちを動力源として学びを進めます。子どもたちの興味や疑問をもとに進めますが、カリキュラムとしての学習目標やめあてが設定されています。

当学園では、学校と保護者が連携して、子どもたちと共に学び、育ち合う環境づくりのために、保護者とのコミュニケーションを大切にしています。

子どもたちが心身ともに健康で、安心して学校生活を過ごすせるよう、Well-beingコーディネーターを中心に、カウンセラー、養護教員、公認心理師や専門知識のあるスタッフで構成されるサポートチームが存在します。学習や情緒面などで困り感のある子どもたちがいれば、担任の先生と相談をし、チームでサポートをする方法を話し合います。

また、子育てや最新の教育事情をお伝えするオンラインセミナーや、子どもの教育に対して不安をお持ちの保護者へのカウンセリングも充実しています。

毎年4年生以上の児童を対象にスピーチコンテストが開催されます。テーマを元に発表内容を創作し、友達や保護者の前でプレゼンテーションを行います。

プレゼンテーションの作成スキル、英語のスピーキングスキルの向上はもちろん、書く力の向上、ICTスキルを使ってプレゼンテーションをすること、そして何より自信をつけることに繋がります。

関西国際学園・さくらインターナショナルスクールのパフォーミング・アートは、演劇・音楽・ダンスだけにとどまらず、ランゲージ・アート(言語)、ヴィジュアル・アート(美術)など、幅広いアートの側面を経験することで、他の誰とも違う、自分だけの表現方法を存分に探究し、身につけることを目的としています。

スクールプロダクションでは、学園全体が一丸となって舞台を作り上げます。2015年に「ウィンター・セレブレーション」として始まり、子どもたちの創造力を発揮する場として歴史を重ねてきました。
舞台公演は秋から冬にかけて開催されますが、その準備は約半年間かけて行われます。

さくらインターナショナルスクール初等部では毎年12月ごろに算数オリンピックを開催しています。このオリンピックは計算の速さなどを競うオリンピックではありません。日頃の探究学習などで疑問に思った算数に関することを研究し発表する場です。毎年とてもユニークなテーマを考え、研究する姿が見られています。

PYPエキシビションは、国際バカロレアの初等教育プログラムの学びと成長の集大成を発表する場です。PYPの最終学年で行うことが必須となっており、子どもたちが個々に、協働的で教科の枠を超えた探究学習に取り組みます。
エキシビションでは、6年生の児童がトピックを選び、自ら探究の流れを組み立て、研究したり資料を集めたりした結果を、ICTやさまざまなツールを駆使して披露します。歴史、科学、算数、プログラミング、文化などさまざまな分野を織り交ぜ、自分が情熱をもっていることを伝えたり、社会問題をとりあげて問題提起をしたりします。
また社会の問題を自分事と捉え、社会の一員として責任ある行動について、保護者や教師に自分の考えを共有し共に考える機会です。

<参照>
文部科学省『国際バカロレアとは』<http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/1307998.html>
国際バカロレア機構 『PYPのつくり方』(2016)
国際バカロレア機構『PYP: From principles into practice』(2019)

当学園では、学校と保護者が連携して、子どもたちと共に学び、育ち合う環境づくりのために、保護者とのコミュニケーションを大切にしています。

子どもたちが心身ともに健康で、安心して学校生活を過ごすせるよう、Well-beingコーディネーターを中心に、カウンセラー、養護教員、公認心理師や専門知識のあるスタッフで構成されるサポートチームが存在します。学習や情緒面などで困り感のある子どもたちがいれば、担任の先生と相談をし、チームでサポートをする方法を話し合います。

また、子育てや最新の教育事情をお伝えするオンラインセミナーや、子どもの教育に対して不安をお持ちの保護者へのカウンセリングも充実しています。

さまざまな機会を通して、保護者の方とのコミュニケーションを大切にしています。年に3回の保護者参観では子どもたちの様子をご覧いただき、年に2回の保護者懇談では子どもたちの作品集、成績表を見ながら成長の段階や学習の成果をお伝えします。

年に2回のカリキュラム説明会やユニットごとのクラスニュースレターを通して、学習内容や課外活動についてのお知らせをし、ご家庭で子どもたちの経験について対話していただいたり、宿題のサポートをしていただくことで子どもたちの学びがより深いものになります。また、保護者の方々と最先端の教育事情や子育てについて話し合う、定期勉強会を開催しております。その他にも脳科学者・茂木健一郎氏、演出家・宮本亜門氏、実業家・堀江貴文氏、建築家・安藤忠雄氏などの講演会を実施しました。

さくらインターナショナルスクールでは、15時30分からさまざまなアフタースクールを開講しています。学校内で、ピアノやヴァイオリン、語学やダンスなどの習い事を受講できます。また長い夏休みを利用して3週間のサマースクールも開催されます。

校内の習い事
ピアノ、ヴァイオリン、語学やキッズヨガ(マインドフルネス)、ダンス、体操、プログラミング、囲碁などさまざまな放課後プログラムが、学内で開催されいます。
(キャンパスにより開講プロらグラムが異なります。)

関西国際学園 顧問 茂木 健一郎

グローバル化する世界で、活躍する子どもたちに必要なことは、いくつかあります。
まずは、英語力。科学や技術はもちろん、人類や地球の「明日」を考えるための最新の情報は、英語でしか手にはいりません。
そして、「批判的思考」(クリティカル・シンキング)の力。知識を丸暗記するのではなく、自ら調べ、考え、判断する能力を身につけること。
さらには、コミュニケーションの能力。異なる言葉、文化の背景を持つ人たちと、心を開いて、語り合うことができること。
これらの課題に挑戦することこそが学びの喜びです。

日本国内外の精鋭の教育スタッフが、カリキュラムを進化させるべく、研究を続け、子どもの脳の無限の可能性を引き出すカリキュラムを提供しています。
これからの子どもたちにとって、もっとも良い学びの場はどのようなものか。
関西国際学園が運営する学校は、一つの有力な選択肢だと言えるでしょう。