個性と協調性のバランス

お悩み相談室
うちの子は少し個性的で、学校の「みんなと同じ」という空気に馴染めず、窮屈そうにしています。本人の良さを伸ばしてやりたい反面、社会に出れば協調性も必要です。個性を潰さずに、かつ多様な人たちと協力してやっていく力を育てるには、親や学校はどう関わるべきでしょうか。

ご質問ありがとうございます。 

「みんなと同じ」という見えない圧力に、お子さんもお母様も息苦しさを感じるのでしょうね、でもあえて言わせてください「その個性こそが宝物です」

成長していく中で、個性と協調性は「vs(対立)」ではなく「ハイブリッド(共存)」にできれば、最強かもしれません。

協調性を「周りに合わせること(自分を殺すこと)」と教えると、カラフルな子ども達は苦しくなります。そうではなく、「自分の目的を達成するためのスキル(OS)」だと考えるとどうでしょう。

「学校は、いろんなタイプの友達と出会う『人間観察のラボ(実験室)』

「みんなと同じ」にする必要はないけれど、周りと「うまく折り合いをつける術」を知っておくと、将来あなたがやりたいことを実現する時に、必ず助けてくれる味方が増えるんだよ、と伝えてみる

この「折り合いをつける術」こそ、集団生活(学校)で身につける最も大切なOSです

例えば、休み時間にドッジボールをしたいけれど、多数決でサッカーに決まった、という場面。

ダメなパターン: 「嫌だ!」と泣き怒る、あるいは、黙ってつまらなそうに参加する。

折り合いをつける術: 「今日はサッカーをやるけれど、最後の5分だけドッジボールのルールを取り入れてもらうよう提案する」 

世良田流のアドバイス: 「自分の100%を通そうとせず、60%くらいで手を打つ感覚。残りの40%は、次のチャンスのために取っておこう!」と伝えます。

また、カラフルな子の中には、観察眼が鋭く「先生、それは間違っています」「〇〇君、掃除をサボるのはダメだよ」と正論をぶつけるタイプの子もみかけます

ダメなパターン: 相手を正論で論破し、孤立してしまう。

折り合いをつける術: 「相手には相手の事情があるかも、と一旦『保留』にする。伝えるにしても、相手が動きたくなる言い方を工夫してみる

 世良田流のアドバイス: 「正論はナイフと同じ。むき出しで振り回すと相手を傷つけちゃう。『どの言葉を選べば、自分の願いが叶いやすいか?』と考えてみるのが、賢い戦い方かも」と伝えてみる

「なぜこのルールがあるのか?」を親子で考え、納得できないなら「どう変えるか、あるいはどうスルーするか」を考えて作戦を立ててみる。これは、将来国際社会でリーダーシップを発揮するためにもとっても大切なスキルになるはずです。

今の窮屈さが『未来への助走』に思えてくることを願っています!


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