生活リズムを整えて元気に過ごそう

Health & Safety

春の風が心地よく、さわやかな気分になれる5月。しかし、体や心に疲れが出て、けがをしたり、体調を崩したりしやすい時期でもあります。規則正しい生活をして、元気いっぱいに過ごせるようにしましょう。

生活リズムを整えて元気に過ごそう

健康のためには、小さなころから生活リズムを整えることが大切です。生活リズムを整えるポイントはいくつかありますが、特に大切なのは「朝の生活改善」です。

【朝】
決まった時間に起こしましょう
朝、自然に起きるまで待つのではなく、時間を決めて起こしましょう。睡眠のリズムが整い、身支度や朝ご飯の時間をしっかりとれます。
お日様をあびましょう
朝はカーテンを開けて、外の光を入れましょう。目覚めがさわやかになり、体内時計がリセットされます。
朝ごはんを食べましょう
元気に一日過ごせるよう、しっかり栄養とエネルギーをとりましょう。
顔を洗って眠気も洗い流しましょう

【昼】
たくさん遊びましょう
日中は、好きな遊びで体と心を動かします。休日も、できれば通園日と同じ時間帯にお昼寝できると生活リズムが乱れにくいです。

【夜】
お風呂は早めがおすすめです
熱いお風呂で体がポカポカになると、眠気が起こりにくくなってしまいます。寝る1〜2時間以内に入るのが理想です。また、入浴から寝るまでの時間が短い時は、ぬるめがよいでしょう。
21時頃にはお布団に入りましょう
寝る時間を一定にし、21時頃までには就寝させましょう。
寝る前にはテレビを消す、絵本を読むなど、”寝る前の儀式”を決めて、眠りに向かう雰囲気をつくるのもおすすめです。

ELC:お昼寝の様子

子どもたちが心地良い睡眠を取ることができるよう、快適な環境づくりに取り組んでいます。

お昼寝の時間には、快適に睡眠を取れるよう教室内の温度や湿度をチェックします。
子どもたちが眩しさを感じないよう照明を消しますが、安全を守るためにカーテンやブラインドを調節し、顔色や体調を確認できる明るさを保つようにしています。
うつぶせ寝や窒息を防ぐため、テディベアは5分おき、マーメイドは10分おきに子どもたちの呼吸と体勢をチェックしています。
季節や気候に合わせて、かけ布団や衣類を調整することも大切です。保護者の皆さまにもご協力いただいています。
子どもたち1人ひとりに寄り添い、手のひらで優しくトントンと体に触れたり、頭やおでこを撫でたり、リラックスできる時間を作っています。
子どもたちのかわいい寝顔が教職員の癒やしとなっています。

毎日元気いっぱい楽しく遊びながら学んでいる子どもたち。
お昼寝の時間を通して、心と体を休めリフレッシュしながら心身ともに健やかに成長できるようサポートしていきます。

K:お外遊びの様子

みんなの大好きなお外遊び。思いっきり走ったり、自然の中で新たな発見をしたり、子どもたちは思い思いに楽しい時間を過ごしています。子どもたちの成長に欠かせないお外遊びは大切な保育活動です。今回は、子どもたちがお外遊びを通して日々学び、身につけている力についていくつかご紹介いたします。

【お外遊びを通して学ぶこと】
年度はじめはお外遊びの約束や注意事項を学ぶことから始まります。どうしたら楽しく遊べるのか、そのためには何をすれば良いのかーー状況に応じて安全な行動が取れるようになることが重要です。子どもたちは遊び時間の約束を日々練習しています。

「誰と何をして遊ぼうかな?」と自分で遊びたいこと(したいこと)を主体的に決め、そのために工夫することで、想像力や自立心も培われます。
クラスメイトだけでなく他クラスの友だちと遊べる時間もあり、お互いの思いを分かち合うことで、思いやりの心も育んでいます。

「一緒に遊びたいけど、やりたいことが違う」場面も友だちと遊ぶからこそ得られる問題解決のチャンスです。言葉で伝え合う力もぐんぐん伸びていきます。
健康的な体づくり、体力の向上につながります。
自然と触れ合うことで動植物を大切にする気持ちが芽生えたり、季節の変化を感じながら遊び方を変えたりするのです。

安全への取り組み

安全な保育環境を作るために、年間を通して職員研修や施設点検を実施しています。また教職員は子どもたちと遊びながらも、何かあった時にはすぐに駆けつけられるよう常に目を配ることを決して忘れません。今後も子どもたちがのびのびと遊び、楽しく過ごせるよう教職員一丸となって安全管理を徹底してまいります。

関連記事