保護者インタビュー
親にとっても母校のような存在です
初等部入学を決めた理由を教えてください。
日本人としてのアイデンティティの形成を叶えられるインターナショナルスクール
自分自身が海外に住んでいた経験から、英語の習得と同時に日本語能力の確実な習得と日本人としてのアイデンティティの形成が何より重要だと考えていました。それを叶えてくれるのが関西国際学園の初等部でした。また個性を大切に尊重しながら教育してくださることも幼稚園生活を通じて経験し、引き続き同じ学園に子どもたちを預けたいと考えました。
中高等部進学を決めた理由を教えてください。
誰も埋もれることがない個性をいかせる場所
幼稚園部と初等部での9年間を通し、「自身を理解し、多角的に物事を見る批判的思考、思考力、そして行動力」があれば、どんな場所、状況であろうと前向きに生きていけるのではないか、と思うようになりました。中学・高校はそれらの能力を社会人になる前に学ぶ場所であってほしいと思い、関西国際学園の中高等部を選択しました。
また、少人数制であることから、一人一人しっかりと見ていただけて、自分の個性をいかせる場が多数あることも大きな魅力でした。誰も埋もれることがないと感じています。
関西国際学園のカリキュラムの中で特に魅力的だと思われるものは?
ひとつのものを作り上げる喜びが、さまざまなスキルの成長につながった
KIAプロダクションは毎年我が家の一大イベントです。プロダクションでは、単なる言語力だけでなく、人に伝えるスキル、さまざまな学年の生徒たちとの協働の方法、計画力、企画力など、多様な力を身につけることができています。何より、自分たちでひとつのものを作り上げる喜びを体験できることは、とてもかけがえのないものだと思います。
プロダクションは現在、中高等部では有志参加となっていますが、幼稚園部・初等部時代から、ウィンターセレブレーションやショーアンドテル、スピーチコンテストといった表現の機会が多数ありました。これらの経験が、想像以上にさまざまな能力の育成につながったと感じています。
このように培われた能力は、DPのカリキュラム内でも大きな影響を与えており、これからの社会人生においても子どもたちの大きな力となるはずです。
お子さんがKIAっ子だなと実感したエピソードがあれば教えてください。
子どもたちが家族会議システムを構築
教室内のルールは各クラスで話し合って作り全員の合意を得るのは、関西国際学園ならではの取り組みだと思いますが、同様のプロセスが家庭内でも起こりました。
家族内で起こるちょっとしたトラブルについて、「ただ愚痴を言うのをやめて、家族会議する?」と提案したところ、子どもたちが自発的に家族会議システムを構築しました。
①会議のルールやマナーを文章化し、全員で共有してコンセンサスを得る
②Googleフォームでイライラの投稿場所を設置する
③投稿された内容をもとに定期的に会議を開き、トラブルの根本原因を探って、全員が納得できる解決策を見つける
会議の進行から書類の整理まで、効率よく進めている姿を見て、「KIAっ子だなぁ」と感じました。
KIAの推しポイントがあれば教えてください。
常に進化しようとしているところ☆
あなたにとってKIAとは?
子どもだけでなく、親としてわたし自身も育てていただいた、母校のような存在です。