暑い日が続くようになり、熱中症が心配な時期となりました。体が暑さに慣れていない梅雨明けや急激に気温が上がった日は特に注意が必要です。水分補給や体調管理に気をつけながら、元気に過ごしましょう。
「暑い夏を元気に乗り切ろう」
汗を分泌する汗腺の数は、大人も子どもも同じですが、子どもは汗腺の密度が高く、汗をかきやすいです。汗は体温を下げる一方、あせもなどの皮膚トラブルのもとになります。暑さと汗、両方の対策が大切です。
子どもは、大人よりも体温が上がりやすく、汗をたくさんかきます。毎日着る服をちょっと工夫して、夏を快適に過ごせるようにしてあげましょう。
・シャツ
襟ぐりや袖口がゆったりしていると風通しがよく、涼しく感じられます。汗をよく吸う綿や、速乾性のある素材のものがおすすめです。暑くて肌着を嫌がる時は、やわらかいシャツを着せてあげましょう。
・帽子
頭部に直射日光が当たると、めまいや吐き気が起こります。外出する時は、帽子をかぶりましょう。うなじまでカバーできるのが理想的です。KIAでは帽子をかぶり外遊びをします。帽子を忘れた時のために、各自のバスケットにバンダナのご準備をお願いしています。
・靴
大人はサンダルの方が涼しくてよいと考えがちですが、子どもの足は未熟で骨もやわらかい状態。思い切り遊ぶためには、足に合った運動靴をはくことが大切です。KIAでは、ひとりで着脱しやすく足のサイズに合った安全性に優れている運動靴をお持ちいただいています。
・ズボン
普段は涼しい半ズボンで、レジャーなどで虫刺されを防ぐためには長ズボン、といった具合に、場面に合わせて選んであげましょう。
◉車の中の暑さにも気をつけて
旅行などで、車に長時間乗る機会が増えます。車内の暑さ対策も大切です。
日差しを防ぐ工夫を
エアコンをかけていても、直射日光が当たると暑いもの。子どもが座るチャイルドシートのそばに日よけを設置するなど、日差し対策をしておくと安心です。
決して子どもだけ車中に残さない
炎天下の車内は、あっという間に室温が上がります。エアコンをつけていても、エンジンがオーバーヒートして停止したり、子どもがスイッチをいたずらしたりする危険があります。短時間でも、絶対に子どもだけを車内に残してはいけません。