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熱中症対策

暑いと体力が落ちて、食欲がわかないことや、つい冷たい物ばかりを食べてしまうことがあります。暑さに負けない体作りをするためにも、しっかりとご飯を食べられる工夫をしましょう。

熱中症はどうして起きる?
◉体には熱を逃がす働きがある
運動すると、体がポカポカして汗が出てきます。皮膚の表面から熱を逃がしたり、汗を蒸発させて体温を下げたりして、体内の温度が上がりすぎるのを防いでいるのです。

◉熱中症の危険があるとき
気温が高い
皮膚から熱が放出されにくくなります
湿度が高い
汗が蒸発しにくくなります
水分不足
体内の循環が悪くなって熱を放出しにくくなります
急に暑くなった
体が暑さに慣れていないため、熱の放出がうまくいきません

◉熱中症を疑ったら
涼しいところへ移動し、衣服をゆるめて風通しをよくし、頭を低くした状態で寝かせます。塩分・糖分を含んだイオン飲料をこまめに少しずつ与えましょう。

⭐️ELCのエピソード

ELC
・こまめな水分補給
「のどが渇いた。水を飲みたい。」「体がだるい。体が熱い。」「しんどい。気分が良くない。」と、子どもたち自身で意思表示をすることは難しい時期です。ELCでは年間を通して、水分補給に気をつけています。1日のスケジュールの中には「Tea Time/お茶を飲む時間」が定期的に組み込まれています。のどが渇いていなくても、こまめな水分補給の時間を大切にしています。

・熱中症が起こりやすい高温多湿の環境を改善、園内の環境を整えること
熱中症は屋外だけでなるものでもなく、屋内にいても熱中症になることもあります。教室内には湿度計と温度計を設置し、コンスタントに空調管理を行っています。

・外遊びの時間を調整
環境省の暑さ指数(WBGT)を基準に外遊びを調整し、園庭があるキャンパスでは、地面にホースで水を撒いたり、公園へ行くキャンパスは水を入れたスプレーボトルでミストシャワーをして遊んだりします。外遊びのかわりに室内で過ごす時も、水や氷に触れる感覚遊びを楽しんだり、子どもたちにとって楽しく夢中になれる時間となるような活動を取り入れています。水に触れてヒンヤリ感を体感したり、視覚からも涼しさを感じられますように!

まだまだ暑い日が続きます。暑さで疲れやすくなったり、夏風邪をひいたり、体調を崩しやすくなる時期です。いつも以上に子どもたちの表情や顔色、汗のかきかたなど一人ひとりの様子を観察しながらサポートしていきます。
 

 

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