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幼稚園生におすすめの本

テーマ:「自然科学」

理系?文系?と聞かれたら、私は文系と答えますが、皆さんはどうですか?本好きは文系というイメージが強いですが、iPS細胞の生みの親である山中伸弥教授と、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授の対談集『「大発見」の思考法iPS細胞vs.素粒子』で「何においても全ての基本は国語力」とお二人の研究者が言われているように、理科や算数の方が好き、という人も、研究するには言語力が必須です。
身の回りの自然科学について、本を通して考えてみましょう。

 

◎小川忠博 著 『りんごだんだん』

おいしそうな「りんご」も、1年経ったら、どうなると思いますか。だんだん、だんだん……。しわしわ、ぱんぱん、しなしな、ぐんにゃり…。だれも見たことのない、変わりゆくリンゴの姿を追った346日の写真記録絵本。
幼稚園部の子どもたちに大人気だった科学絵本です。この絵本を先生が読み聞かせながら、「この写真は何日後のりんごかな?」という質問に「10日後かな?」とみんなで考えて答えました。

 

◎リズ・ガートン・スキャンロン 著『ながーい5ふん みじかい5ふん』

同じ5分でも、待ち時間や歯の治療だったら、とても長く感じるのに、遊び時間や本を読んでもらう楽しい時間はあっという間に感じます。この本を読みながら、自分だったら、どんな時間は長く感じて、どんな時間は短く感じるかな、と親子で話してみるのも良いですね。
時間の概念は芸術、哲学、自然科学、心理学など、分野ごとにその定義が違うそうです。

 

◎ ミゲル タンコ著『すうがくでせかいをみるの』

パパもママもおにいちゃんも、みんなそれぞれすきなことがあります。「すきなことがあるっていいな。」女の子はいろいろなことに挑戦してみますが、どれもぴんときません。たったひとつ、これだと思ったのが「すうがく」!女の子は、身の回りの生活の中にある「すうがく」を次々に発見していきます。
「すきなこと」を通して、自分なりの世界の見方を知る絵本。蚤の市のような場所で、家族それぞれが自分の興味のある分野のお店を見たり遊んだりしながらも、同じ空間にいるシーンが印象的です。

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