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Book Suggestion

テーマ「ともだち

友達、友情、悪友、学友、旧友、親友… 「ともだち」の存在は、人生のあらゆるシーンに大きく関わってきます。本を読んで「ともだち」ってなんだろう?て、考えてみましょう。

幼稚園部

“Friends” by Rob Lewis
ロブ・ルイス著『と・も・だ・ち』

あたらしいうちにひっこししてきたウサギのアンディは、ともだちをたくさんつくるつもりでした。「およぐのがすきなこだといいなぁ。」でもどの子も気に入りません。やかましかったり、はずかりがりやだったり、ぼんやりしすぎていたり…。ともだちのできないアンディはひとりぼっち。そこでもういちどやり直してみることに…。
 

”ALDO” by John Burningham
ジョン・バーニンガム著『アルド・わたしだけのひみつのともだち』

一人きりでときを過ごすことの多いわたしだけれど、わたしには特別なともだち「アルド」がいる。アルドは、わたしが困っているときはいつも助けてくれるんだー。この少女を支えている「アルド」ってどんな友達なんでしょうか?じっくり味わって考えてほしい1冊です。
 

初等部低学年・中学年

森 絵都著『にんきもののひけつ』

バレンタインデーに同じクラスのこまつくんはチョコレートを27こもらった。ぼくはたった1こだけ。なんでだろう?て、クラスの女子のかなえに聞いてみたら「こまつくんのほうが、にんきものだからでしょ」って。ぼくは、こまつくんがなぜにんきものなのかを探ることに決めて……。
 

“The Boy Who Had (Nearly) Everything” by  Ian Whybrow
イアン・ホワイブラウ著『なんでももってる〈?〉男の子』 

大金持ちのナンデモモッテル家の息子・フライは、おもちゃやお菓子、遊園地、サファリパーク…本当になんでも持っています。お父さんもお母さんも忙しく、いつもいっしょにいるのはめしつかいだけです。7歳の誕生日に、これ以上、何がほしいか分からなくなったフライに、めしつかいが提案したのは、ごくふつうの子を家によんで、フライのもってるものを見せびらかしてうらやましがらせること、でした。連れてこられたのは、フツウ家の男の子ビリーと、飼い犬のピュンピュン。ビリーといっしょにあそぶうちに、フライが気づいたこととは…?
 

初等部高学年・中高等部

“Jane,the fox & me” by Fanny Britt
イザベル・アルスノー著『ジェーンとキツネとわたし』

仲間外れにされている5年生のエレーヌは、悪口を落書きされても、からかわれても、いつも大好きな本『ジェーン・エア』を読んでやり過ごしていました。あるとき、エレーヌは学校のみんなと合宿に行くことに。そこで起こった出来事をきっかけに、エレーヌに小さな変化が起こります。少女の繊細な心を描いたグラフィック・ノベルで、カナダ総督文学賞受賞作。
 

“ALMOND” by Won-pyung Sohn
ソン・ウォンピョン著『アーモンド』

ユンジェは生まれつき、感情をつかさどる脳の中のアーモンド(扁桃体)が人より小さく、怒りや恐怖を感じることができない少年でした。彼は、自分の祖母と母が凶悪な事件に巻き込まれたときでさえ、黙って見つめていたのです。そんな彼の前にもうひとりの“怪物”ゴニが現れます。激しい感情を持つゴニとの出会いは、ユンジェの人生を大きく変えていくことに……。
 

辻村深月著『かがみの孤城』

学校に行けなくなって家に閉じこもっていた中学一年生・こころの部屋で、ある日突然鏡が光り始めます。輝く鏡に吸い込まれて辿り着いたお城のような不思議な建物で、こころは自分と似た境遇の6人の仲間に出会うことに。この7人が、なぜこの場所に集められたのかー?
神戸校初等部の5年生では、日本語科の授業で行ったビブリオバトルでこの本が紹介され、見事チャンプ本の1冊になりました。2018年の本屋大賞他9冠に輝き、この冬劇場アニメ化もされます。

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