校長 高木裕子 / 副校長 Marwa Elegezery
関西国際学園の初等部G4から中高等部まで、毎年前期に「English Speech Contest」が開催されます。ミュージカルプロダクション同様、年々内容も充実し、子どもたちにとっては熱い情熱を傾けるイベントの一つです。
与えられた大きなテーマの中から、自分なりのパッションと向き合い、作りあげていく過程は、英語力は当然のことながら、数々の教育的スキルが期待されます。最終的に大勢の前で、自ら作り上げたスライドを操作しながら1人でスピーチする姿は、何ものにも代え難い経験だと言えるでしょう。
実際のスピーチの様子を紹介させて頂くことはあれど、なかなかイベントの背景「Behind the scene」までお伝えする機会がなかったこともあり、ここ数年の子どもたちのあまりのレベルの高さに、「本当に子どもが作っているのか?」など数々の疑問を頂いたこともありました。そんな思いをスッキリしていただくために、今回のテーマをお届けしたいと思います。
コンテストの目的、ルーブリック、先生や子どもたちの葛藤や感動。また実際スピーチに必要な力とは?