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幼稚園生におすすめの本

テーマ:「ほん」
ご入園・ご入学・ご進級おめでとうございます!
今年も関西国際学園初等部図書室より、絵本や児童書の紹介をさせていただきます。今年度、最初のテーマは「ほん」。
みなさん、本を読むのは好きですか?
本や本のある空間を大切にしてください。読書はあんまり……というお子さんには、自分の興味がある分野に関する本をおうちの方と一緒に書店や図書館で選んでみることをオススメします!

◎リビー・グリーソン著 『みて、ほんだよ!』
“Look, A Book!”  by  Libby Gleeson

「みて、ほんだよ!」男の子と女の子が1冊の本が落ちているのを見つけます。二人はその本を大切に大切に持って帰って、おばあちゃんに読んでもらうのです。

全体通して文章はわずかしかありませんが、本は大切に扱うべきものであること、本が私たちを広い世界の果てまで連れていってくれることを想像できる絵本です。オーストラリアで描かれました。

◎エミリー・グラヴェット著 『もっかい!』
”Again!”  by Emily Gravett

ドラゴンのセドリックは、おやすみ前の絵本の時間に、お気に入りの絵本をママに読んでもらいます。「もっかい!」と繰り返し読んでもらっているうちに、ママは眠くなってきて、なんだかお話も短くなってきてる…?

子どもが何回も同じ本を読んでと言ってくる、読み聞かせ中に親の方が先に眠くなる……、全てのお父さんお母さんが共感できるストーリー。最後にあっと驚く楽しいしかけもあります。

◎ベネディクト・カルボネリ著『このほんよんでくれ!』
”Lis-moi une histoire!” by Benedicte Carboneill(原書はフランス語)

ベンチに座ってお父さんに絵本を読んでもらっている女の子。その背後からオオカミがそーっと近づきます……オオカミはお話を聞いていたのです。親子は家に帰っていきましたが、その時、絵本を落としていきました。字が読めないオオカミは、森の動物たちに絵本をよんでほしいと頼んで歩きますが、みんなオオカミに食べられることを恐れて逃げていきます。そんな中、「よみかたをしらないの?」とウサギがこえをかけました。さぁ、オオカミとウサギ、二匹はどうなるのでしょう?