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ICT

関西国際学園の教科融合型カリキュラムにとってICTの活用は核となる要素です。自らの学びを深めるため、子どもたちはICTスキルを駆使しています。そのためには使えるようになるだけではなく、どのように効果的に使うことができるのか、そのスキルをどのように身につけていくのか、など自ら考え学ぶことが求められます。
当学園では1年生からiPadを使って、協力して課題に取り組んだり、創作したり、リサーチをしたり、デザインをしたり、プログラミングをしたり、作成したドキュメント等を共有したりなど、毎日の学習にさまざまな面で活用しています。

また、初等部では1年生からプログラミングとロボット工学にも力を入れています。ICTの授業やICTを活用することで、子どもたちのクリエイティビティや問題解決能力を伸ばすことができ、それが一人ひとりの子どもたちが総合的な学びを深めることにつながり、さまざまな方法で学んだことを表現することに繋がると考えています。

ICTカリキュラム 8つの領域

初等教育におけるICTカリキュラムは、デバイスの持ち方や取り扱い方法の理解、プライベート情報の安全管理、初期のプログラミングスキル、インターネットで情報を検索する際の効果的なテクニックの使い方など、基本的なスキルを指導する6年間の計画として 構築されています。

関西国際学園ではICTを特別なスキルとして教えるのではなく、普段の探究学習や算数、言語の分野と融合させています。
全学年で子どもが1人1台iPad を持って学ぶことで、ICTを使いながら生活・学習することが自然なものとなってきます。

iPadで瞬時にクラスメイトの作品の写真を撮ってモニターで見比べたり評価しあったり、Wi-Fi環境を活用して別々のデバイスから共通のネットスペースで同時にポスターなどをデザインしたり、お互いの作文を批評したり編集し合ったりすることができます。もちろんタッチタイピングなどの基本的なパソコンスキルアップには低学年からとりくみます。