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*今月の先生*
カリキュラムラボ:Ken Fawcett - 2012/02/27
本部カリキュラム・ラボ所属。大阪生まれ。ニュージーランド人の父とマレーシア人の母を持つ。日本で中学卒業後、ニュージーランドへ渡り、高校、大学を卒業。大学卒業後中国に一年間語学留学。日、英、中三ヶ国語を流暢に話す。カリキュラムの構築や書類の翻訳、人事などを担当。
関西国際学園での仕事は、学びの毎日です。特に教育というものについて常に考えさせられます。
私が初めて本格的な教育関係の仕事に就いたのは、およそ3年前、ニュージーランドにいたときでした。日本人高校生、中学生のための海外留学エージェント会社で、主に中退や不登校が原因で日本で学校に行けない若者たちのサポートをしました。日本のシステムに置いて行かれた子ども達のために、何とか将来への希望を繋ごうと、帰国子女枠を利用して日本の大学へ進学させるというのが会社の理念でした。無謀とも言えます。真新しい環境で、文化の違いは計り知れません。日本で失敗した子ども達ですから、それらを柔軟に受け入れられるはずもありませんし、文化の違いから生じる様々な問題を乗り越える英語力も勿論ありません。ただでさえほとんどの子ども達が発達障害や学習障害、その他パニック障害や対人恐怖症などの精神的な病を抱えています。一歩間違えれば深刻な劣等感に陥り、非行に走ったり鬱になったり、時には自傷行為に及ぶこともあります。私は10人の男子生徒を担当しました。通常の業務はホームステイ先の手配、ビザや航空券の手配、東京の本部への報告、現地学校教員やホームステイ先の人とのやりとりや通訳、TOEFLやIELTSなどのテストの手配、進路指導など様々ですが、何よりも彼らの命を預かっていること、そして自分が彼らの心を開くことができるか否かで10人ひとりひとりの人生が大きく変わってしまうということを痛感しました。
私は身も心も砕いて彼らと真剣に接しました。勤務時間など関係ありませんでした。何時間も電話でひたすら話を聞いてあげたり、時には深夜にホームステイ先に赴いてコミュニケーション問題を解決したり、とにかく彼らの留学を成功させてあげようと必死に対応しました。その結果、何人かは無事日本の大学に行くことができました。ニュージーランドの大学に入れた生徒もいましたし、専門学校に行く道を選んだ子もいました。今でも頻繁にメールをくれる子もいます。彼らは世界を変えるような人材にはならないかもしれませんが、社会で生きていくための力をつけることはできたと思います。
関西国際学園の子ども達は、それぞれ大きな可能性を秘めています。私が関わった若者のほとんどは、どん底の状態からなんとか社会で生きていける力を身に付けられるかが勝負でした。しかし当園の子ども達は、幼い頃から英語に触れ、様々な経験を通して学べる楽しい、豊かな教育環境に置かれています。
私は留学生らに英語や数学を教えたわけではありません(実際に教えることもありましたが)。一人の大人として、社会人の先輩として彼らと真剣に向き合い、普段は異常なまでに優しく、時には鬼のように厳しく接しながら、彼らがいつしか社会で必要とされる人間となれるよう粉骨砕身し続けました。
日々教育について学んでいる今だからこそ言えますが、それこそが本当の教育ではないでしょうか。勉強や語学を教えるのはそれほど難しくありませんし、それが必ずしも成功に結びつくわけでもありません。子ども達ひとりひとりの将来を考えながら真剣に向き合い、社会で必要とされる人に育て上げていくことが本当の教育だと強く感じています。
関西国際学園の子ども達が持っている無限大の可能性をどこまで引き出せるかは、我々教育者に懸かっています。一人の子どもを前にして、「自分はこの子が将来成功するために、自分の時間、労力、気力をどこまで捧げることができるだろう」、と自問してみます。それに対する答えそのものが、自分の今の教育者としての器ではないでしょうか。私も一教育者として、自分にそう問い続けながら、この学校とともに大きくなっていきたいと願っています。
関西国際学園での仕事は、学びの毎日です。特に教育というものについて常に考えさせられます。
私が初めて本格的な教育関係の仕事に就いたのは、およそ3年前、ニュージーランドにいたときでした。日本人高校生、中学生のための海外留学エージェント会社で、主に中退や不登校が原因で日本で学校に行けない若者たちのサポートをしました。日本のシステムに置いて行かれた子ども達のために、何とか将来への希望を繋ごうと、帰国子女枠を利用して日本の大学へ進学させるというのが会社の理念でした。無謀とも言えます。真新しい環境で、文化の違いは計り知れません。日本で失敗した子ども達ですから、それらを柔軟に受け入れられるはずもありませんし、文化の違いから生じる様々な問題を乗り越える英語力も勿論ありません。ただでさえほとんどの子ども達が発達障害や学習障害、その他パニック障害や対人恐怖症などの精神的な病を抱えています。一歩間違えれば深刻な劣等感に陥り、非行に走ったり鬱になったり、時には自傷行為に及ぶこともあります。私は10人の男子生徒を担当しました。通常の業務はホームステイ先の手配、ビザや航空券の手配、東京の本部への報告、現地学校教員やホームステイ先の人とのやりとりや通訳、TOEFLやIELTSなどのテストの手配、進路指導など様々ですが、何よりも彼らの命を預かっていること、そして自分が彼らの心を開くことができるか否かで10人ひとりひとりの人生が大きく変わってしまうということを痛感しました。
私は身も心も砕いて彼らと真剣に接しました。勤務時間など関係ありませんでした。何時間も電話でひたすら話を聞いてあげたり、時には深夜にホームステイ先に赴いてコミュニケーション問題を解決したり、とにかく彼らの留学を成功させてあげようと必死に対応しました。その結果、何人かは無事日本の大学に行くことができました。ニュージーランドの大学に入れた生徒もいましたし、専門学校に行く道を選んだ子もいました。今でも頻繁にメールをくれる子もいます。彼らは世界を変えるような人材にはならないかもしれませんが、社会で生きていくための力をつけることはできたと思います。
関西国際学園の子ども達は、それぞれ大きな可能性を秘めています。私が関わった若者のほとんどは、どん底の状態からなんとか社会で生きていける力を身に付けられるかが勝負でした。しかし当園の子ども達は、幼い頃から英語に触れ、様々な経験を通して学べる楽しい、豊かな教育環境に置かれています。
私は留学生らに英語や数学を教えたわけではありません(実際に教えることもありましたが)。一人の大人として、社会人の先輩として彼らと真剣に向き合い、普段は異常なまでに優しく、時には鬼のように厳しく接しながら、彼らがいつしか社会で必要とされる人間となれるよう粉骨砕身し続けました。
日々教育について学んでいる今だからこそ言えますが、それこそが本当の教育ではないでしょうか。勉強や語学を教えるのはそれほど難しくありませんし、それが必ずしも成功に結びつくわけでもありません。子ども達ひとりひとりの将来を考えながら真剣に向き合い、社会で必要とされる人に育て上げていくことが本当の教育だと強く感じています。
関西国際学園の子ども達が持っている無限大の可能性をどこまで引き出せるかは、我々教育者に懸かっています。一人の子どもを前にして、「自分はこの子が将来成功するために、自分の時間、労力、気力をどこまで捧げることができるだろう」、と自問してみます。それに対する答えそのものが、自分の今の教育者としての器ではないでしょうか。私も一教育者として、自分にそう問い続けながら、この学校とともに大きくなっていきたいと願っています。
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*今月の先生*
東大阪校:小学部主任、G2副担任 鈴木洋美 - 2011/11/27
今から?十年前、大学卒業後に英語教師として赴任した公立中学校はかなり荒れた学校でした。生徒の喫煙、校内暴力、器物破損など毎日のように問題が発生し、担任をはじめ学年団の教師、生徒指導は東奔西走、深夜までの職員会議も度々という状況でした。問題を起こす生徒も、一人ひとりは素直でかわいい一面を持っており、寄り添って話すと、時にはテレビ番組の話、女子ならファッションの話などして打ち解けてくれることもありました。彼らはとても繊細で、大人のちょっとした言葉に傷つきすぐに心を閉ざしてしまいます。新米教師では、彼らの心の痛み・叫びに十分耳を傾け理解する余裕もなかったように思います。
次に赴任した公立小学校では、純真で生きるエネルギーに溢れる子ども達と、昼休みに運動場を走り回ったり、プールや運動会の練習、マーチングバンドの副顧問などとして屋外で過ごした時間が長かったように記憶しています。
当時は、中学校も小学校もひとクラス40名を超える規模で、教室の中は後ろまで机でいっぱいです。中学校では学年を超えて250名ほどの生徒を担当していたので、名前を覚えるのが精いっぱい。一人ひとりのニーズに応えたり、弱点補強をする時間などほとんどありませんでした。小学校でもひとクラス40名ほどを抱え、その日の宿題に目を通すのもなかなか大変な作業でした。
翻ってKISでの毎日を考えると、やはり一人ひとりに目を配る時間的余裕があることが教師としてはとても有り難いです。学習面でも生活面でも、じっくり時間をかけて子どもと向き合うことができ、子どもと教師との距離がとても近いように感じています。
もちろんバイリンガル教育であることは以前の勤務校との一番の違いです。多くの教師が一つのクラス、一人の子どもに関わることから生まれる教師間の対話・情報交換も多く、自分の指導を常により客観的に振り返ることができるのもKISならではでしょう。そして、日本人・外国人教師という異文化間でのやりとりから、より広い視野に立って物事を考えたり、他人の話や考え方を柔軟に受け入れたりする姿勢を学ばせて頂きました。
このような国際的・他文化的な環境で学ぶ子どもたちは、英語力、自己表現力などという目に見える力だけでなく、国際感覚・受容力・適応力など目に見えない広く大きな力を知らず知らずのうちに身に付けていることでしょう。そしてこれらの力が、将来子どもたちが社会人となった時、強い武器となるに違いないと思っています。
次に赴任した公立小学校では、純真で生きるエネルギーに溢れる子ども達と、昼休みに運動場を走り回ったり、プールや運動会の練習、マーチングバンドの副顧問などとして屋外で過ごした時間が長かったように記憶しています。
当時は、中学校も小学校もひとクラス40名を超える規模で、教室の中は後ろまで机でいっぱいです。中学校では学年を超えて250名ほどの生徒を担当していたので、名前を覚えるのが精いっぱい。一人ひとりのニーズに応えたり、弱点補強をする時間などほとんどありませんでした。小学校でもひとクラス40名ほどを抱え、その日の宿題に目を通すのもなかなか大変な作業でした。
翻ってKISでの毎日を考えると、やはり一人ひとりに目を配る時間的余裕があることが教師としてはとても有り難いです。学習面でも生活面でも、じっくり時間をかけて子どもと向き合うことができ、子どもと教師との距離がとても近いように感じています。
もちろんバイリンガル教育であることは以前の勤務校との一番の違いです。多くの教師が一つのクラス、一人の子どもに関わることから生まれる教師間の対話・情報交換も多く、自分の指導を常により客観的に振り返ることができるのもKISならではでしょう。そして、日本人・外国人教師という異文化間でのやりとりから、より広い視野に立って物事を考えたり、他人の話や考え方を柔軟に受け入れたりする姿勢を学ばせて頂きました。
このような国際的・他文化的な環境で学ぶ子どもたちは、英語力、自己表現力などという目に見える力だけでなく、国際感覚・受容力・適応力など目に見えない広く大きな力を知らず知らずのうちに身に付けていることでしょう。そしてこれらの力が、将来子どもたちが社会人となった時、強い武器となるに違いないと思っています。
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*今月の先生*
明石校:K3クラス担任 Kevin O’Shea - 2011/10/01
My name is Kevin O’Shea and I am the Kindergarten Head Teacher at SIS Akashi.
I grew up in Canada in the province of Nova Scotia where I received my Bachelor of Arts degree in Speech Communication. More than ten years ago, I moved to Seoul, South Korea where I lived and worked as a language teacher for five years. I then moved back to Canada and attended the University of Ottawa where I received my Bachelor of Education in Primary Education. In Canada received my certification as a K-6 teacher and spent time teaching in both the Ottawa Public and Catholic school Boards.
Having grown up in rural Canada, I had a very strong connection to nature. The forests, rivers and ocean that surrounded myself and my friends were in a way my classrooms. Both during playtime and often during class time, teachers would take us outside to explore our surroundings and learn about the wonders the world had to offer.
In many countries around the world, children are losing their connection with nature and the world outside of their homes and classrooms. Many educators in countries such as America, Canada, Britain, etc., believe there is a negative trend facing children called “Nature deficit Disorder.” Some educators feel that there may be a connection behind behavioral problems in young children and spending less time outdoors. Children who do not have the chance to connect with nature, even in small ways, have less respect for the environment and can be less creative.
As a teacher at SIS, I am a strong believer in giving our young learners the opportunity to be curious and discover the world around them. Spending time outside and learning about the wildlife and greenery of Japan is an amazing way to have my students appreciate every aspect of the country and world they live in. I have also seen first hand that my students are far more productive and creative when given the chance to spend time outdoors; learning, discovering and playing.
As a teacher at SIS, I am very lucky to be given the opportunity to guide my students in their education. Not only am I responsible for shaping their Mathematics and literacy skills, but I have the massive responsibility of connecting them with the world. I have the chance to show them why and how it is important to communicate with others. I also have the important task of teaching them about the world outside of their classroom, homes and cities. The young learners at SIS will someday be responsible for taking care of our world and environment. It is a big responsibility for both our students and myself as a teacher, and I feel fortunate to have it.
明石校幼稚園部主任のケビン・オーシェーです。カナダのノバスコシア州で生まれ育ち、スピーチコミュニケーションの学位を取得しました。10年以上前に韓国のソウルに住み5年間語学講師として経験を積んだ後、カナダのオタワ州立大学にて初等教育の教育学士を取得し、オタワの公立とキリスト学校の3年生を教えていました。
カナダ人として、とても自然に精通した考えを持っています。幼少期、森、川、海、それらが私たちの学びの場でした。遊びの時間だけではなく、授業時間も先生は生徒を外に連れ出し、自然の中を探求し直接体験する機会が多くあったことを記憶しています。
現在、世界中の国で、子ども達が家やクラスの外へ出ることや自然に触れる機会が減少しています。アメリカやカナダ、イギリスなどの教育者は、自然との関わりが減っている子ども達を「自然体験不足障害* 」と呼んでいます。幼少期の自然との関わりや直接体験は、その子どもの想像力や環境への応用力に大きな影響力をおよぼすと信じている教育者も少なくはありません。
関西国際学園の教師として、この時期の子ども達に身近な環境で好奇心を掻き立て発掘させる機会を提供しています。外に出かけ、子ども達が住む日本特有の自然界について学び、環境問題に関心を持てるようにしています。実際に、現在担任をしているクラスの子ども達は、外で自然に触れて遊び、学ぶときには、とても想像力が豊かで創造性にあふれています。
関西国際学園の教師として、また担任として、算数や読み書きを教える教育だけではなく、実体験を通して五感を使った教育を子どもたちに提供できることを嬉しく思います。私たちには、世界に通じる子どもの育成を行う責任があり、コミュニケーションの力がなぜ大切なのか、そしてどのようにコミュニケーションを行うのかを、実体験を通して学ぶ環境が提供できることを嬉しく、また、誇りに思います。今後、クラス、ご家庭、地域の外へも目を向けさせ、リーダーとして世界に通じる人材を育成していくことは、私たちの重要な役目であり、子ども達にこのような教育が提供できる自分を嬉しく思います。
*( 子どもが自然と接触する機会が減っている傾向、および、そのまま大人になった時に出る悪影響)
I grew up in Canada in the province of Nova Scotia where I received my Bachelor of Arts degree in Speech Communication. More than ten years ago, I moved to Seoul, South Korea where I lived and worked as a language teacher for five years. I then moved back to Canada and attended the University of Ottawa where I received my Bachelor of Education in Primary Education. In Canada received my certification as a K-6 teacher and spent time teaching in both the Ottawa Public and Catholic school Boards.
Having grown up in rural Canada, I had a very strong connection to nature. The forests, rivers and ocean that surrounded myself and my friends were in a way my classrooms. Both during playtime and often during class time, teachers would take us outside to explore our surroundings and learn about the wonders the world had to offer.
In many countries around the world, children are losing their connection with nature and the world outside of their homes and classrooms. Many educators in countries such as America, Canada, Britain, etc., believe there is a negative trend facing children called “Nature deficit Disorder.” Some educators feel that there may be a connection behind behavioral problems in young children and spending less time outdoors. Children who do not have the chance to connect with nature, even in small ways, have less respect for the environment and can be less creative.
As a teacher at SIS, I am a strong believer in giving our young learners the opportunity to be curious and discover the world around them. Spending time outside and learning about the wildlife and greenery of Japan is an amazing way to have my students appreciate every aspect of the country and world they live in. I have also seen first hand that my students are far more productive and creative when given the chance to spend time outdoors; learning, discovering and playing.
As a teacher at SIS, I am very lucky to be given the opportunity to guide my students in their education. Not only am I responsible for shaping their Mathematics and literacy skills, but I have the massive responsibility of connecting them with the world. I have the chance to show them why and how it is important to communicate with others. I also have the important task of teaching them about the world outside of their classroom, homes and cities. The young learners at SIS will someday be responsible for taking care of our world and environment. It is a big responsibility for both our students and myself as a teacher, and I feel fortunate to have it.
明石校幼稚園部主任のケビン・オーシェーです。カナダのノバスコシア州で生まれ育ち、スピーチコミュニケーションの学位を取得しました。10年以上前に韓国のソウルに住み5年間語学講師として経験を積んだ後、カナダのオタワ州立大学にて初等教育の教育学士を取得し、オタワの公立とキリスト学校の3年生を教えていました。
カナダ人として、とても自然に精通した考えを持っています。幼少期、森、川、海、それらが私たちの学びの場でした。遊びの時間だけではなく、授業時間も先生は生徒を外に連れ出し、自然の中を探求し直接体験する機会が多くあったことを記憶しています。
現在、世界中の国で、子ども達が家やクラスの外へ出ることや自然に触れる機会が減少しています。アメリカやカナダ、イギリスなどの教育者は、自然との関わりが減っている子ども達を「自然体験不足障害* 」と呼んでいます。幼少期の自然との関わりや直接体験は、その子どもの想像力や環境への応用力に大きな影響力をおよぼすと信じている教育者も少なくはありません。
関西国際学園の教師として、この時期の子ども達に身近な環境で好奇心を掻き立て発掘させる機会を提供しています。外に出かけ、子ども達が住む日本特有の自然界について学び、環境問題に関心を持てるようにしています。実際に、現在担任をしているクラスの子ども達は、外で自然に触れて遊び、学ぶときには、とても想像力が豊かで創造性にあふれています。
関西国際学園の教師として、また担任として、算数や読み書きを教える教育だけではなく、実体験を通して五感を使った教育を子どもたちに提供できることを嬉しく思います。私たちには、世界に通じる子どもの育成を行う責任があり、コミュニケーションの力がなぜ大切なのか、そしてどのようにコミュニケーションを行うのかを、実体験を通して学ぶ環境が提供できることを嬉しく、また、誇りに思います。今後、クラス、ご家庭、地域の外へも目を向けさせ、リーダーとして世界に通じる人材を育成していくことは、私たちの重要な役目であり、子ども達にこのような教育が提供できる自分を嬉しく思います。
*( 子どもが自然と接触する機会が減っている傾向、および、そのまま大人になった時に出る悪影響)
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*今月の先生*
芦屋校:K3クラス担任 Sarah Matsumoto - 2011/09/01
Over the past 15 years in America the public as well as politicians have asked for more accountability. In other words, the public is demanding proof that their students are learning.
In order to meet those demands they devised tests for every level. Students would take tests for the school district, state as well as federal levels. These tests are given for each grade as well as special tests for benchmark grades.
In some cases the students will spend up to 125 hours a year taking and preparing for tests. That breaks down to over 20 days a year that are spent on testing.
A whole month that is not spent on learning, but showing what was learned. I am sure you are like me and are thinking about all the things that could have been learned, experienced, and understood.
At KIA, we know that every student has a different way of learning as well as different ways of showing knowledge. That means that each of us learns in different manners. I am a hands on-learner. If you tell me about an idea verses showing me the idea, I’m sure I will understand the information the second way instead of the first.
While the most common method in classrooms for a teacher to deliver information is via lecture, this method only reaches 20% of students. What happens to the other 80% of students who couldn’t get the knowledge? Is it important to develop different learning styles that might be weaker? Yes, but it is just as important to have information presented to us in a way that is easy to understand.
Will the classroom teacher have more than one way of presenting the idea? Here at KIA, we believe that every type of learner deserves a chance to learn and show what they know in the best way. In our classrooms there is time every day for every learner to gain something regardless of their best learning mode.
A balanced approach to learning will only help each and every student. Whenever we see too much of one activity, we know that our children are missing out on some other wonderful chances.
We should strive for this at school as well as home!
アメリカでは、ここ15年ほどで、国民や政治家たちの間で、学校に通う子どもたちの学習成果をしっかりと証明することを求める声が強まっています。これに応えるために、各レベルに応じたさまざまなテストが作られました。子どもたちは学校区のテスト、州のテスト、さらに国のテストを受けるようになりました。勿論、全学年で各テストが行われ、特定の学年では進級などのためにさらにテストが行われます。テストの時間と準備の時間を合わせると、125時間以上もテストに割いている子どもいます。一日の学習時間で換算すると、一年に20日以上テストに費やすことになります。一カ月ほど、学んだということを示すだけで、何も新しいことを学ばないのです。この間に学べること、経験できること、理解できることはたくさんあるのではないでしょうか。
KIAでは、学習のスタイルも、学んだ知識を示す方法も、子どもによってそれぞれ違っていることを理解し、その環境が整えられています。私自身は実際に自分たちが活動することによって学びます。あるアイデアを語られるのと見せられるのとでは、見せられるものの方がより良く理解できます。授業で生徒に情報を伝えるにあたり、最もよく用いられる方法は、講義のスタイルですが、この学びのスタイルを得意とする人は、わずか20%です。残りの80%の人は、言われたことをうまく理解できないままです。
自分の得意とする方法以外の学習スタイルに慣れることも大切ですが、自分が理解できるような形で情報を得られることも重要です。そのためには、クラスの先生も、2通り以上の情報を伝えるスタイルとして持っていなければなりません。KIAでは、どのようなタイプの学習スタイルの子どもも同じように学び、学んだことを表現する権利があると考えています。私たちの授業は、得意とする学習スタイルが違っても、毎日必ず何かを得られるように組まれています。
バランスの良い学習は、どの子どもにとっても有効です。同じアクティビティが何度も繰り返されていれば、他のことを学び、経験する貴重なチャンスが失われていることになるのです。学校だけでなく、家庭の中でもこのバランスを意識することが大切です。
In order to meet those demands they devised tests for every level. Students would take tests for the school district, state as well as federal levels. These tests are given for each grade as well as special tests for benchmark grades.
In some cases the students will spend up to 125 hours a year taking and preparing for tests. That breaks down to over 20 days a year that are spent on testing.
A whole month that is not spent on learning, but showing what was learned. I am sure you are like me and are thinking about all the things that could have been learned, experienced, and understood.
At KIA, we know that every student has a different way of learning as well as different ways of showing knowledge. That means that each of us learns in different manners. I am a hands on-learner. If you tell me about an idea verses showing me the idea, I’m sure I will understand the information the second way instead of the first.
While the most common method in classrooms for a teacher to deliver information is via lecture, this method only reaches 20% of students. What happens to the other 80% of students who couldn’t get the knowledge? Is it important to develop different learning styles that might be weaker? Yes, but it is just as important to have information presented to us in a way that is easy to understand.
Will the classroom teacher have more than one way of presenting the idea? Here at KIA, we believe that every type of learner deserves a chance to learn and show what they know in the best way. In our classrooms there is time every day for every learner to gain something regardless of their best learning mode.
A balanced approach to learning will only help each and every student. Whenever we see too much of one activity, we know that our children are missing out on some other wonderful chances.
We should strive for this at school as well as home!
アメリカでは、ここ15年ほどで、国民や政治家たちの間で、学校に通う子どもたちの学習成果をしっかりと証明することを求める声が強まっています。これに応えるために、各レベルに応じたさまざまなテストが作られました。子どもたちは学校区のテスト、州のテスト、さらに国のテストを受けるようになりました。勿論、全学年で各テストが行われ、特定の学年では進級などのためにさらにテストが行われます。テストの時間と準備の時間を合わせると、125時間以上もテストに割いている子どもいます。一日の学習時間で換算すると、一年に20日以上テストに費やすことになります。一カ月ほど、学んだということを示すだけで、何も新しいことを学ばないのです。この間に学べること、経験できること、理解できることはたくさんあるのではないでしょうか。
KIAでは、学習のスタイルも、学んだ知識を示す方法も、子どもによってそれぞれ違っていることを理解し、その環境が整えられています。私自身は実際に自分たちが活動することによって学びます。あるアイデアを語られるのと見せられるのとでは、見せられるものの方がより良く理解できます。授業で生徒に情報を伝えるにあたり、最もよく用いられる方法は、講義のスタイルですが、この学びのスタイルを得意とする人は、わずか20%です。残りの80%の人は、言われたことをうまく理解できないままです。
自分の得意とする方法以外の学習スタイルに慣れることも大切ですが、自分が理解できるような形で情報を得られることも重要です。そのためには、クラスの先生も、2通り以上の情報を伝えるスタイルとして持っていなければなりません。KIAでは、どのようなタイプの学習スタイルの子どもも同じように学び、学んだことを表現する権利があると考えています。私たちの授業は、得意とする学習スタイルが違っても、毎日必ず何かを得られるように組まれています。
バランスの良い学習は、どの子どもにとっても有効です。同じアクティビティが何度も繰り返されていれば、他のことを学び、経験する貴重なチャンスが失われていることになるのです。学校だけでなく、家庭の中でもこのバランスを意識することが大切です。
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*今月の先生*
東大阪校:小学部G1クラス副担任 小山理惠 - 2011/07/01
私は今年の3月からKISで勤務しており、現在は小学部G1の副担任をしております。昨年までは、愛知県名古屋市の公立小学校で常勤講師として勤務し、8年間で9つの小学校で担任をしていました。主に1年生の担任を命じられることが多かったので、今のG1を含めると5回目の1年生です。そんな私ですが、KISと公立校との違いを、主に学習面と生活面の観点からお話させていただきたいと思います。
○ 少人数制のメリット 名古屋市内には約260校の小学校がありますが、1クラスの児童数は「40人以下、ただし1年生・2年生は30人以下も可」と定められています。私が担任していたクラスも毎年30人くらいでした。もちろん児童ひとりひとりをしっかりサポートしたい気持ちはありますが、なかなかそうもいかなかったのが現状です。人数が多いと、どうしても学習面・生活面で個別指導が必要な児童のサポートを優先し、そのため、特に個別指導が必要でない児童は、そのままになってしまうことも多いのです。
KISは1クラスあたりの人数が少ないおかげで、さまざまなメリットがあります。まず、児童ひとりひとりの生活環境や登校時の体調、学習の理解度などが把握しやすい点。それをふまえ、ひとりひとりの特性に合わせて声をかけたり、課題を与えたりできる点。そして、私たち教師も時間と気持ちに余裕をもって児童と接したり、ノートやプリント、作品などを見たりできる点などが挙げられます。学校全体の話では、行事などですべての児童に活動の場を与えやすい点。他学年間の交流が図りやすい点もメリットであると言えるでしょう。
つまり、児童に合わせてきめ細やかな指導がしやすく、児童のよさを十分に理解して指導にあたることができる家庭的な雰囲気がKISにはあるということです。
○ 教科担任制・ダブル担任制のメリット 公立小学校の大きな特徴といえば、一人の担任が全教科を受け持つことです(高学年になると、音楽や家庭科などは専科の先生が教える場合もあります)。しかし、KISは教科担任制を取り入れています。小学校で学習する知識には学ぶ順序があり、教科書もその順序に合わせて編集されています。
それは、易しいとか難しいといった単純な羅列ではなく、義務教育の間に学ぶことがスムーズに次の学年につながっていくように考えられています。例えば、算数の計算の場合、“たし算→たし算の応用である ひき算→かけ算→かけ算の応用である わり算”といった感じです。この一連の流れを教科担任が受け持ち、何年生のどの単元で児童がつまずきやすいのかを把握しておけば、学年間を見越して指導にあたることができます。
また、様々な教師の多角的な視点で児童に対処することができるのも、児童の新たな一面を見つける手立てになることでしょう。児童ひとりひとりの特性や目標(到達点)について、全教師の共通理解を図りながらサポートすることができるのです。それから、外国人教師と日本人教師との連携で、国を超えた学びの喜びを感じることができるのも、KIS特有のすばらしい環境であると思います。
このように、KISには公立小学校にはないメリットがたくさんあります。私が日頃ありがたく感じているのは、KISでは保護者の方々と顔を合わせる機会が多く、そのことが私の学校での指導に役立っているということです。お見送りやお迎えの際に、ご家庭での様子を直接聞かせていただけるのは、電話や連絡帳では伝わりにくい部分までお伺いすることができます。また、私たちが学校での様子をお話しし、保護者の方と今後の指導についての連携が図れることもあり、大変有意義な時間になっています。これからも子どもたちの為にご協力いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
○ 少人数制のメリット 名古屋市内には約260校の小学校がありますが、1クラスの児童数は「40人以下、ただし1年生・2年生は30人以下も可」と定められています。私が担任していたクラスも毎年30人くらいでした。もちろん児童ひとりひとりをしっかりサポートしたい気持ちはありますが、なかなかそうもいかなかったのが現状です。人数が多いと、どうしても学習面・生活面で個別指導が必要な児童のサポートを優先し、そのため、特に個別指導が必要でない児童は、そのままになってしまうことも多いのです。
KISは1クラスあたりの人数が少ないおかげで、さまざまなメリットがあります。まず、児童ひとりひとりの生活環境や登校時の体調、学習の理解度などが把握しやすい点。それをふまえ、ひとりひとりの特性に合わせて声をかけたり、課題を与えたりできる点。そして、私たち教師も時間と気持ちに余裕をもって児童と接したり、ノートやプリント、作品などを見たりできる点などが挙げられます。学校全体の話では、行事などですべての児童に活動の場を与えやすい点。他学年間の交流が図りやすい点もメリットであると言えるでしょう。
つまり、児童に合わせてきめ細やかな指導がしやすく、児童のよさを十分に理解して指導にあたることができる家庭的な雰囲気がKISにはあるということです。
○ 教科担任制・ダブル担任制のメリット 公立小学校の大きな特徴といえば、一人の担任が全教科を受け持つことです(高学年になると、音楽や家庭科などは専科の先生が教える場合もあります)。しかし、KISは教科担任制を取り入れています。小学校で学習する知識には学ぶ順序があり、教科書もその順序に合わせて編集されています。
それは、易しいとか難しいといった単純な羅列ではなく、義務教育の間に学ぶことがスムーズに次の学年につながっていくように考えられています。例えば、算数の計算の場合、“たし算→たし算の応用である ひき算→かけ算→かけ算の応用である わり算”といった感じです。この一連の流れを教科担任が受け持ち、何年生のどの単元で児童がつまずきやすいのかを把握しておけば、学年間を見越して指導にあたることができます。
また、様々な教師の多角的な視点で児童に対処することができるのも、児童の新たな一面を見つける手立てになることでしょう。児童ひとりひとりの特性や目標(到達点)について、全教師の共通理解を図りながらサポートすることができるのです。それから、外国人教師と日本人教師との連携で、国を超えた学びの喜びを感じることができるのも、KIS特有のすばらしい環境であると思います。
このように、KISには公立小学校にはないメリットがたくさんあります。私が日頃ありがたく感じているのは、KISでは保護者の方々と顔を合わせる機会が多く、そのことが私の学校での指導に役立っているということです。お見送りやお迎えの際に、ご家庭での様子を直接聞かせていただけるのは、電話や連絡帳では伝わりにくい部分までお伺いすることができます。また、私たちが学校での様子をお話しし、保護者の方と今後の指導についての連携が図れることもあり、大変有意義な時間になっています。これからも子どもたちの為にご協力いただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。





















